闇金業者からの借り入れで苦しんだという体験談

このページでは、おすすめの話ではありませんが、
闇金業者から借りてしまって、大変な思いをしたという例をひとつご紹介します。
現在でもこういった闇金業者は存在します。
やはりきちんと調べてから借り入れることが重要です。

最初に借りたのは5万円だけ(30歳 仮名:横内さん)

それまではキャッシングでお金を借りること自体、
自分には縁のない話だと思っていました。
それでも消費者金融と闇金との違いぐらいは知っているつもりでした。
だからまさか自分が初めて借りた業者が闇金で、一度返済につまづいただけで、
あんなことになるとは夢にも思いませんでした。

確か23才ぐらいのころだったか、最初は5万円を借りたんです。
当時勤めていた会社が業績不振で、資金繰りが悪化して給料の支払いが遅れたんです。
生活費として急ぎで必要だったため、学生のころからよく飲みにいっていた繁華街に、
キャッシングできる業者がいくつか集まっている場所があったことを思い出して、
特によく調べることもなく、店頭で申し込みました。

なぜその業者にしたのかというと、他の店舗よりもお店が明るくて、
同世代ぐらいの女性が受付にいたため、なんとなく大丈夫そうな雰囲気に見えたからです。
しかし後になって考え直してみると、最初に借りた当時はまっとうな業者だったのかもしれません。
最初の申し込みでは限度額30万円までOKといわれました。
そんなに必要なかったので5万円借りて、月々1万円ぐらい返して半年で返済が終わったので、
金利もまともだったはずです。

急に高い金利を請求された

二度目の借り入れはその完済から1ヵ月後。またしても給料が遅れたので、
同じように5万円借りました。前回も問題なく返せたんで、
同じように半年ぐらいで返せるだろうと考えていました。

しかし、翌月に返済した後の明細を見たところ借り入れ残高が減るどころか、
7万円に増えていました。これはおかしい、でもなにかのミスかもしれない、と思い。
どういうことなのか?と問い詰めるつもりで店舗まで足を運びました。

借り入れ時以来、1ヶ月ちょっとぶりに訪れた店舗は、内装には以前の面影があるものの、
細かな案内看板などはガラリと変っていて、受付の女性も違う人に。
あれ?とおもいつつ、残高が増えていることを伝えると、なぜか別室に通されました。
ヤバイなあと思いつつ、対応したのはスーツ姿のコワモテの男性でした。
口調こそ淡々としていましたが、明らかに自分を威嚇し恫喝するような態度でした。
その場ではとりあえず文句もいえませんでした。

下手に騒ぐと面倒なことになりかねないと考え、翌月の給料がでたら額が小さいうちに、
一括返済してしまおうと思いました。そういう考えを察知したのか?
それとも良いカモだと思われたのか?次の請求では倍額の15万円に膨れ上がっていました。
ここで全額支払えたらよかったのかもしれませんが、ギリギリの生活費を差し引いても
支払える額は10万円まで。しぶしぶ10万円を支払って店舗を後にしました。

大手業者から借りて傷が小さいうちに完済できたが・・・

このとき何人かの友人に相談したのですが、皆それはおかしいから警察に届けるべきだ
と口を揃えていいました。やはりそうするしかないなと思いつつ仕事が忙しくて、
時間をとれずにまたもひと月が経過、このときの残高は予想どおりまた増えていて15万円。
しかしタイミングの悪いことに会社が本当にダメになってしまい、リストラされていまいました。
こうなると借金返済の前に生活費をどうにかしなければなりません。
でもすぐに仕事が見つかるわけもなく、今度は大手有名業者T富士から30万円を借りて、
そのお金ですぐに返済し、残りを生活費に充てました。
これで闇金業者からの借金はなくなりましたが、T富士からの借り入れが残りました。

なんとか新しい職場を見つけて、翌月から働き始めました。
T富士は当時では業界最大手でしたから、金利も当時でいえばまともでしたが、
グレーゾーン金利がまかり通っていた時代ですから、それなりに高かったです。

しかし、1年ほどかかって半分ほど返済したころにT富士が倒産しました。
これで返済しなくても済むのかと期待しましたが、管財人?が新しい利息で計算しなおした
金額を返済しなければならないとのこと。結局さらに1年ほどで完済できました。

最初に借りてからは7年、完済してからは4年ほどになりますが、
やはりいちばん最初に良く調べずに、いわゆる闇金といえる業者から借りてしまったことで、
4年ほどは返済に苦しんだことになります。

あれからはキャッシングで借りたことはありません。
T富士に対しての過払い金請求が今後どうなるのか?創業者の裁判次第なようですが、
もしも少しでも還ってくるなら、返還請求をしようと弁護士に相談している今日この頃です。